製品情報
一覧に戻る表面フラッシュ燃焼試験装置
Surface Flash Burning Test Apparatus
型式
FST-10A
規格
JIS L-1917
用途・特長
本装置は、繊維製品とくに表面毛羽だけが急激に燃焼伝播する現象を定量的に評価する目的で開発された試験機です。
垂直に取り付けられた試験片の下端から50㎜の表面にバーナー火炎を0.5秒間接炎させ、接炎部から30㎝上方へ燃え広がるのに要する時間を10㎝間隔に取り付けられたフォトセンサーにて測定し、起毛製品の燃焼安全度を評価します。
*目に見えない火炎の広がりを、熱溶融性極細フィラメント糸の溶融切断にて捉える為、瞬時の燃焼挙動が計測できます。
*自動計測ソフトが組み込まれているので、試験片取り付け後は始動スイッチを押すだけで、試験片表面3カ所における燃焼速度が自動計測され、LCD表示器に0.01秒単位にて表示されます。
*制御ボックスに取り付けられている表示ユニット上で、接炎時間や接炎距離が任意に変更できます。
備考
ブラッシング装置・・・・・・1台
試験片取付枠・・・・・・・・1式
溶融フィラメント糸・・・・・3巻
糸テンション分銅・・・・・・3個
取扱説明書・・・・・・・・・1部
仕様
FST-10A | |
---|---|
試験片寸法 | 200(ヨコ)×400(タテ)㎜ |
燃料ガスの種類 | 液化ガス2種4号 |
バーナー | JIS L-1091(附属書4-A) |
接炎角度 | 水平 |
接炎時間 | 0.5秒(原則) 9.9秒まで任意設定可能 |
火炎感知方法 | 溶融フィラメント糸+フォトセンサー |
計測位置 | 100,200,300㎜ |
ディスプレイ | バックライト付LCD表示 T1:00.00 T2:00.00 T3:00.00 |
電源 | AC100V |
外形寸法(約) | 幅570×奥行570×高さ600㎜ |